よりクリーン、より力強い。TDI日本導入
昨年末、ほぼ同時に発表となったのが新型ゴルフの追加グレード「GTIとTDI」。
その車たちが2022年、新年早々発売となりました。
「ヨッ、待ってました」ですよ。ほんとに。
というのも、新型ゴルフ8が日本へ導入開始は昨年5月ごろ。
新型ゴルフGTIの導入は秋頃の見込み。と、そう聞こえてきたのですが。その後はみなさまもご存知の通り、いわゆる世界規模で「半導体不足」による生産の大幅な遅延が発生したのです。
でも遅れても、ちゃんと日本に来ましたね。過去の日本導入予定車には来るとか来ないとかいいつつ全然来ない車もいた位ですから、来てくれただけ今回はヨシという事です。
初期配車の展示車として岐阜六条店へやってきたのは「TDI」ディーゼルエンジンの「R-Line」。メーカーオプションの装備仕様車です。
パッと見、容姿は「eTSI」48Vマイルドハイブリッドのガソリン仕様と変わりません。駐車場で停まっているだけでは「ガソリン」のR-Lineなのか、また「ディーゼル」のR-Lineなのか判断がつきません。違いはエンジンを始動した直後。「あっ、ディーゼルだ」。太く力強いエンジン音がディーゼルならでは。ディーゼルらしさは有りますがうわさでは、エンジン音が今回のエンジン、小さくなっちるらしいですよ。
内装ですが、外装同様「ガソリン」仕様のR-Lineと見比べつきません。フロントシートにはヘッドレスト一体型のスポーティな形状が採用され。更に冬の季節、誰もが喜ぶ「シートヒーター」がフロントには備わります。しかも、フロントシートの裏側、つまり後席の対面側には「シートバックポケット」だってあるのでちゃんと、実用性も忘れていないのです。見た目以上に圧迫感が少ないR-Lineのシート。意外と座り心地が良いですよ。
タイヤですが「R-Lineには18インチが当り前」になりつつあります。今回、初お披露目となる切削18インチアルミホイールです。10年前なら珍しいサイズだったのに~。今ではトレンドサイズですね。「ゴルフは16インチ」がベストサイズと個人的に昔から変わらない考えを持っているのですが、今回のR-Lineデザインにはこのサイズとデザインが良くお似合いですね。
さあ、ここまではどちらかというとR-Lineというグレードを紹介しただですが、今回の主役はそうです「ディーゼルエンジン」でした。以降はエンジンを紹介しないといけませんね。数年先、プラグインハイブリッドやフルEVなどがメインとなり「レシプロエンジンのみ」ピュアユニットを搭載したグレードは新たに出てくることは無いのかもしれませんが。このディーゼルエンジン、ちゃんと新開発をした最新環境対応エンジンが搭載されていました。
特徴として「よりクリーンに、より力強く」それぞれ、向上しているようです。カタログを確認しますと、Adblue(アドブルー)噴射装置を贅沢に2基も搭載。この排ガス浄化システムや浄化フィルター搭載で、窒素酸化物(NOX)を大幅削減。同時にディーゼルエンジンの持つ豊かなトルクを更に向上!正直、直に窒素酸化物が減っているのか実感は出来ませんがデータはそれを示しているようです。このエンジンなら遠慮気味にアクセルを踏まなくても遠慮無用、ドライブを楽しめそうですね。
見た目も、安全安心、快適装備まで同じ。同じR-Line。違いはエンジンユニット。2つから選べます。みなさんなら「48Vマイルドハイブリッド搭載」のガソリン?それとも「ひょっとしてこれが最後になるか!?」のディーゼルエンジン。どちらを選びますか?昔ならこんな問いかけ、出来ませんでしたよ~。選択ができる限り、「エンジン」を思う存分楽しんでおきましょう。
下記にインポーターのリンクを貼っておきますね。
今回ご紹介した「ゴルフTDI R-Line」。基本はフォルクスワーゲン岐阜六条店に試乗車を常駐。ただ今後、フォルクスワーゲン大垣店となんと!「GTI」の試乗車と期間限定で入替る予定があるようです、興味のある方は事前に店舗へ確認しておきましょう。
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