雪は「センサー」に影響を与えますよ

岐阜市含む平野部でも冬のシーズン、何度かまとまった雪が降りますね。

年々、その降雪量は少なく感じますが。時々、大雪になって交通障害が発生する事もあり、20センチ前後の積雪でニュースになるほどです。ファーレン富山の本社がある富山県の皆様には雪が日常生活として当たり前なので、その程度は「普通」と言われてしまいますが、岐阜市周辺の私たちにとっては、特別な扱いですね。

雪が降ると、お問合せをいただく事がありますので、ご案内させていただきます。
それはエラーメッセージの件です。

『Front Assistは使用できません。センサーデータなし。』

※おことわり
写真内「車両キーの電池を交換して下さい」のメッセージは本件と関係ありません。

車種によっては上記メッセージが英語表記だったり、メッセージは無くともスピードメーターに「黄色のランプで、△記しに真ん中に!マーク」が点灯。

これらは、車に搭載されている衝突軽減装置に使われているセンサーに雪が付着。もしくは、センサーに付着していなくても、雪が舞っている状況で起こるメッセージです。


センサーに障害を与える分かりやすい事象の一つです。
センサー部に付着した雪が溶けたり、雪が降り止んだ後、再びエンジンをかけ直せば、車両コンピューターが判断して「メッセージ」や「ランプ」はほとんどのケースで消えますので、安心して下さい。


ちなみに衝突軽減センサーは「フロンバンパー下部」や「前方フォルクスワーゲンエンブレム内」に搭載されています。車両よってセンサーは車の全方位に取り付けられている場合もあります。必ずしも前方の雪だけが影響を与えるわけではありません。

ランプが点灯するほどですので、降雪時の運転にはくれぐれも慎重に!
いつも以上に周囲の状況に注意をはらって安全運転をしましょう。